滅びの王

――1999年夏。ある予言者が告げた世界の滅亡は訪れなかった。
  しかし、その予言は奇しくも外れてはいなかった。
  この世ではない、夢の中に存在する異世界で確かに生まれていた!!
  恐怖の大王――《滅びの王》神門練磨の不思議な旅が今、始まろうとしていた!!


――ジャンル――

異世界/ファンタジー/冒険

――目次――

上巻目次※完結!!
下巻目次※完結!!

――人物紹介――

神門練磨(ごうど・れんま)――《滅びの王》
間儀崇華(まぎ・すうか)――練磨の幼馴染、《悪滅罪罰》の末裔
葛生鷹定(かさい・たかさだ)――流れの剣士、元《双刀の蒼刃》
雪花(せっか)――鷹定の銀野渡狼
咲希(さき)――妖精
夜霧暦(よぎり・こよみ)――《不迷の森》の魔女
鈴懸麗子(すずかけ・れいこ)――謎の美女
爾生(じしょう)――麗子の巨雀
矛槍玲穏(むやり・れおん)――《救いの勇者》通称「ミャリ」
湖太郎(こたろう)――矛槍の走平虎
禍谷黒一(まがや・くろいち)――猫面の男
獅倉八宵(ししくら・やよい)――孤児院の双武士
希塚臣叡(きづか・しんえい)――鷹定と同門の《侍》、《双刀の橙刃》
春原菖蒲(すのはら・あやめ)――《贄巫女》の少女
伽藍堂空殻(がらんどう・くうかく)――虚無僧集団の頭目


――用語説明――【五十音順】

《悪滅罪罰》(あくめつざいばつ)――王国貴族の中の討伐機関。
咎人を抹殺する一族。
《石屋》(いしや)――〈器石〉や〈附石〉を販売する店。
庶民的な値段の物もあるが、大半は高価。
〈器石〉(うつわいし)――〈魔言〉の力を封じ込める特殊な鉱石。
石が大きいほど希少価値が上がる。
〈風の便り〉(かぜのたより)――〈下級魔法〉の一つ。
人、場所、時間を問わず言葉を届けられる。
『擬人獣』(ぎじんじゅう)――擬人化と獣化ができる獣。
野渡狼、走平虎、巨雀などがそれに当たる。
【世界の終わり】(せかいのおわり)――世界最高執行機関と名乗る謎の組織。
『大戦争』を運営していたと言う噂がある。
『大戦争』(だいせんそう)――20年前に王国と帝国が起こした戦争。
王国が勝利し、帝国は大陸から消滅した。
《出人》(でひと)――神隠しの逆。
世界に唐突に出現した人間を指す。
〈道具袋〉(どうぐぶくろ)――一定の量だけ何でも入れられる袋。
二十個が大体の目安。
《贄巫女》(にえみこ)――王国のお偉方しか参加できない謎の多い儀式。
表には公表できない忌事らしい。
〈附石〉(ふせき)――〈魔言〉の力が込められた〈器石〉。
〈還元〉の〈魔言〉で元の〈器石〉に戻る。
《滅びの王》(ほろびのおう)――世界に終焉を齎す存在。
聖女の託宣で現世に現出したと知れる。
〈魔言〉(まげん)――〈器石〉にしか干渉できない〈異法〉。
〈異法〉の中でも最下級に位置する。
《魔言使い》(まげんつかい)――〈魔言〉を使える人間、人種。
素質の割合は十〜二十人に一人。
〈魔法〉(まほう)――万物に干渉できる〈異法〉。
〈異法〉の中でも最上級に位置する。
《魔法使い》(まほうつかい)――〈魔法〉を使える人間、人種。
素質の割合は千〜二千人に一人。
『魔物』(まもの)――闇の眷属とも。
人に害をなす生物。食人鬼や小鬼など。